皆さん、こんばんは。会員拡大委員会委員長の斉之平です。
本日は私が春日部青年会議所をおすすめする理由について、お話ししてみようと思います。
青年会議所は、満20歳から40歳までの青年経済人によって組織された、国際的な不偏不党の集まりです。その目的と精神は綱領にあるように、社会的・国家的・国際的な責任を自覚し、志を同じうする者、相集い、力を合わせ青年としての英知と勇気と情熱をもって明るい豊かな社会を築きあげることにあります。そのために私たちは指導者訓練を基調とした「修練」を積み、会員相互の深い信頼と連帯感「友情」を深め、社会への「奉仕」を行っています。
青年会議所の最大の特徴は、さまざまな例会事業を通して実践的なトレーニングを積めることにあると私は考えます。
本日は青年会議所の三信条のうち「奉仕」に焦点を当ててお話ししますが、奉仕とは、JCI綱領にあるように、人生で最善の仕事です。
私は「青年経済人としてどう生きるべきか」を考える前に、「ひとりの人間としてどう生きるべきか」を考える必要があると思います。そして私は、生きることとは、自らの心を磨くことであると考えています。
心を磨くための最もいい方法は、お釈迦様が説かれた「六波羅蜜」という悟りをひらくための修行に努めることだと昔から言われています。六波羅蜜ではまず「布施」を説きます。これは世のため人のために尽くす利他の心のことです。見返りを求めずに人のために尽くす、他者への思いやりを持って生きることです。経営者ならば、従業員のために、お客様のために、取引先様のために最善を尽くそう、そしてさらに地域のために尽くそう、という想いをもって生きることです。
私は六波羅蜜の「布施」が、青年会議所の掲げる「奉仕」と重なるのではないかと考えています。
そして青年会議所では仲間と切磋琢磨しながら、結果ではなく過程を大切にして、この経験を重ねることができます。
私は青年会議所に入りたての頃、先輩に「ここではいくらでも失敗していいんだよ」と教えていただきました。それは結果ではなく、そこから何を学び取るかに重きを置いているからだと思います。
人生で最も大切な時期に、限られた時間のなかで、これほど濃密な経験を積むことができる団体を私は他に知りません。
春日部青年会議所には、誰かのために、地域のために、本気で考えて、本気で頑張っている仲間が沢山います。みんなに出会えて良かったと、私は心から思っています。こちらを見てくださった方で、もし少しでも興味があって、チャンスがあるならば、ぜひ会いにきて欲しいと思います。